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どうしてますか? 予防接種

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こんにちは。

ナチュラル・ハーモニー スクール事務局の大橋です。

「お子さんの予防接種はどうされてますか?」

というご質問をいただくことが増えてきました。

2012年10月に起きた日本脳炎ワクチン接種した10歳男児の死亡事例。また、2013年3月に報道された子宮頸がんワクチンによる歩行不能になった中学生のニュース。痛ましいことが続く中、これまで当たり前のように受けていた予防接種についての関心が高まってきているように思います。

ちなみに、我が家は、家内とも相談し、予防接種は一切受けさせていませんし、おそらく今後も受けることはないと思います。でもそれは予防接種のワクチンについて詳しく調べ判断したというよりも、自然感染し免疫を獲得するほうが子どものためとの考えからです。ですので、予防接種がどんなものなのか詳しくありませんし、ご質問をいただいてもお答えできないことがしばしばで、いつも申し訳なく思っております。

みなさまはいかがでしょうか?

予防接種やそのワクチンについて熟知した上で受けるか受けないかの判断をされているという方もいらっしゃるかとは思いますが、「ちょっと自信ないわ」という方も少なくないと思います。

そこで今回は、予防接種についていろいろな側面から考えてみたいと思います。

予防接種ってなぁ~に?

まず、予防接種についての基本的なことがらから抑えていきたいと思います。予防接種は大きくふたつに分かれています。

法定接種と任意接種。 

法定接種は定期接種ともいいますね。

任意接種は、希望する人が受けるので有料です。
法定接種は、国が勧めているもので無料で受けられますね。

また、予防接種については地方自治体に委ねられている部分も多く、
法定接種ではないけれど県や市などが費用を負担してくれる
法定外予防接種というのもあります。

国が薦めている法定接種は「義務」というイメージをお持ちの方も少なくなと思いますが、そうではないのですね。

厚生労働省も「予防接種をしないことで不利益を被るようなことがあってはなりません」といっています。

ただ、現実的には、一部幼稚園などで予防接種をしてない子は入園させないというようなことがあるようです。

先日、予防接種について長年にわたり問題提起をされている『インフルエンザワクチンは打たないで』の著者 母里啓子(元国立公衆衛生院疫学部感染症室長 )さんにお話をお伺いしましたが、「最近は、予防接種を受けさせないとネグレクトとかいわれて児童相談所が出てきてしまうから困っちゃうわよね」と仰っていました。

ワクチンとは?

予防接種で使用する液体状の薬剤をワクチンといいますね。

ワクチンには2種類あります。生ワクチンと不活化ワクチン。

生ワクチンは読んで字のごとく生きたウイルスや細菌入りのもので、それを体内に入れて免疫を作ろうというものです。毒性を弱めたウイルスや細菌を用いるわけですが、体内で増殖するスピードは個人差があります。これは副反応の発生にも差がでるということです。

一方、不活化ワクチンはウイルスや細菌を殺し、毒性をなくしたものです。生ワクチンと違い体内で増殖することはありません。 時間が経つにつれ少しずつ免疫が減ってきてしまうので、一定期間経過したら追加接種する必要があるというのが生ワクチンとの違いです。

共通点は、薬事法上はどちらも「劇薬」ということです。また、ウイルスや細菌以外にもさまざまなものが使われています。どんなものが入っているのでしょう?

硫酸アンモニウム
ベータ・プロピオラクトン
ラテックス性のゴム
グルタミン酸ナトリウム(味の素)
アルミニウム
ホルムアルデヒド
微生物
ポリソルべート80
リン酸トリブチル
グルタルアルデヒド
ゼラチン
硫酸ゲンタマイシン
ポリミキシンB
水銀(保存料:チメロサール)
硫酸ネオマイシン
フェノール
などなど。

水銀が神経毒であることは、すでに十分知られてますね。グルタミン酸ナトリウムは、あの「味の素」と同じですね。このグルタミン酸ナトリウムは、代謝異常、発作、その他の神経障害をひきおこすことがわかっているそうです。

 

一方、はじめて目にするものも多いです。例えば「ポリソルべート80 」。どんな物質か調べてみると、「メスのネズミで不妊症、オスのネズミで睾丸の萎縮を引き起こすことがわかっている」との記述。ワクチンに入っている量は極微量でしょうけれども、進んで体内に入れるような物質でないことは確かなようです。

どうする?予防接種

さて、予防接種を受けるかどうか考えるとき、ポイントとなるのはどんな点でしょうか?

まず大事なことは、効くか効かないかという点ですね。

不思議なことに世の中には「効きません」といわれている
ワクチンの接種が行なわれている実態があります。

インフルエンザワクチンなどがそれに当てはまります。

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感染は防げない。鼻・のどといったウイルスの増殖する場所には血中の抗体はいかない。だから防げないということですね。

毎年シーズンになると「インフルエンザは風邪じゃない」というポスターが貼られたり、「新型」とよばれこれまでとは比較にならないくらい恐ろしいウイルスが流行するといういうような不安をあおるキャンペーンが行なわれます。

しかし、後になって「新型」は季節性のインフルエンザウイルスよりはるかに弱いものだったとか、インフルエンザで亡くなった方は、ワクチンを接種しているお年寄りばかりだったという報道がなされます。「インフルエンザもただの風邪です」という専門家も少なくありません。

また最近では、子宮頸がんを予防するワクチンも「効かない」という話をよく耳にします。
効かないばかりかとても危険だと警鐘を鳴らしているお医者さんもいらっしゃいます。

あるクリニックのホームページにはお医者さんからのこんなメッセージが書かれています。

「絶対に射ってはいけません。効きません。射たないからといって失うものは何もありません。一旦副反応が生じたら人生がめちゃめちゃになります。 」

子宮頸がんワクチンは、現在2種認可されています。そのひとつ「サーバリックス」は、2011年7月に接種した中学生の女の子がその3日後に死亡しています。

さらに、冒頭でも触れたことですが、杉並区のやはり女子中学生が接種後1年3ヶ月経ったいまでも歩行困難の状況にあるとの報道がありました。

予防接種の副反応により子どもたちが犠牲になってしまった非常に悲しいできごとです。

予防接種の副反応による健康被害、時に死に至ってしまうケースは以前からあります。仮に予防効果が見込まれても、接種することによる被害が接種しない場合の被害を上回るようでは必要性があるとは言えません。
アメリカのデータですが、ワクチンを接種した場合をしなかった場合の比較研究があります。

治療団体ジェネレーション・レスキューは、カリフォルニア州とオレゴン州で、子供を持つ親を対象に、ワクチン接種/未接種を比較する調査を行なった。対象となった子供の数は17,674名。結果は以下の通り。

・ワクチンを接種した子供のぜんそく罹患率‥120%増
・ワクチンを接種した男児のADHD罹患率‥317%増
・ワクチンを接種した男児の神経疾患罹患率‥185%増
・ワクチンを接種した男児の自閉症罹患率‥146%増

副反応ばかりか、他の疾患に罹る確率も上昇することがわかっています。病気を予防するはずのつもりが別の病気に罹っては本末転倒ですね。

つまり、予防効果はともかく、副反応などのことも踏まえ、「そもそも必要か?」 ということを考えなければならないということだと思うのです。

いくつか具体的な病気とその予防接種について、そうした視点でみていたいと思います。

予防接種と健康

法定接種のMRワクチン。Mは麻疹(はしか)、Rは風疹です。

厚生労働省による現行のワクチン接種スケジュールでは、1回目の接種は1歳の時に、2回目の接種は小学校入学前の1年の間に受けることになっています。

風疹は別名「3日はしか」。麻疹と似たような症状がでますが、3日ほどで治まるということですのでそれほど恐れるものではありません。一方、麻疹は、昔「命定め」と言われたほど死者が多かった病気です。

しかし、現代において、麻疹はそれほど怖い病気なのでしょうか?

終戦後すぐは、年間2万人が麻疹により命を落としていた時期がありました。
ひとつの病気で亡くなる人数としては凄まじいですね。
残念ながらこの時代にはまだ予防接種はありませんでした。

昭和30年代初頭には、年間の死亡者数は1,000人ほどになりました。
まだ予防接種はありません。

昭和50年初頭には年間100人ほどまで減りました。
まだ予防接種はありません。

その後、法定接種が始まり、2000年以降は年間の死者数は20人以下。半分は大人で、小児死者数は10人以下ということです。

食料不足や衛生状態の悪さが改善された結果というのが専門家の方々の見解です。

現在の日本において麻疹は怖い病気とはいえなくなってきているのですね。

麻疹については、別の問題もあります。昔は2歳未満が罹ることは極めて稀だった麻疹ですが、いまは生後数ヶ月の乳児もかかることがあるといいます。これは、ワクチンを接種した世代が母となり、自然感染による免疫をもっていないからだといいます。また、お母さんが強い自然免疫をもっていれば、生ワクチンは増殖できないので接種の効果はないそうです。

ワクチンの接種を中止すれば、感染者数は再び上昇するとは思います。しかし、予防接種をすることにより生まれてくる子どもたちの免疫が下がっていくことが続くその先にあるものも考えていかなければならないと思うのです。

もう一つ具体例をみてみましょう。

同じく法定接種の日本脳炎です。

日本脳炎は、蚊を媒介に感染する人畜共通の感染症ですね。

感染者の20%が死亡、治ったあとの知的障害20%、完治は50~60%とのことです。

ただ、大多数は症状の現われない不顕性感染です。

患者数は1975年ころから激減し、1998年には届出患者数は二人、死亡者はゼロです。幼児、とくに赤ちゃんは予防接種を受けていないのに1人も発病していません。

こちらも麻疹同様、食料事情と生活環境の向上が要因と言われています。

日本脳炎というと2012年10月に起きたできごとを忘れることができません。

岐阜県の10歳の男の子がワクチン接種後に死亡した事件です。

当日はまず妹さんが接種したそうです。なんともありませんでした。お兄ちゃんは注射をいやがり病院内を逃げ回っていたそうです。最終的には押さえつけられ注射を打たれ、その5分後に意識不明、2時間半後に死亡が確認されたとのことです。

他に服用していたものが禁忌処方だったとか、持病があったとの報道もあり、死亡との因果関係はわかりませんが、少なくてもその日病院に行ってワクチンを打つまでは元気にしていたわけですから、このような形で命が奪われてしまったのはあまりにも悲しい出来事です。

まずは知ること

予防接種をするかどうかは、私たち親の判断です。

そしてその判断は、ひとりひとり違って当然です。
また、ワクチンを巡っては、巨大な利権が横たわっているのも事実といわざるを得ない部分もありますので、誰のため?なんのため?という視点も忘れてはならないと思うのです。

事実、製薬会社は、ワクチンで何千億円も儲けている。そして、ワクチンにより発生した副作用と生涯残る病気の治療薬で、何兆円も儲けているといわれています。

誰かの意見を鵜呑みにするということではなく、自分でも調べ、迷ったときは見合わせて様子をみるということも大切だと思います。

私もこんなことを言っていますが、子どもがなにかに感染し高熱を出し、うわごとのように「苦しいよ」という場面を最初に経験したときにはドキドキでした。

でも、熱やせき、お腹を下すというよな症状は悪いことではなく、体の掃除と捉え見守るようにしています。病気による症状こそが健康へ最初の一歩というように。

これらはすべて自然栽培の野菜たちが教えてくれたことです。ウイルスや細菌が悪いのではなく、こちら側に解決しなければならない何かがあるという捉え方です。

その何かが解決されると、前よりも良い状態になるというのは経験として知っています。

対処療法に頼りそうになる気持を押さえることができるかどうかは、日々の食生活、生活環境のあり方次第です。

劇的に変化させることは無理でも、できるところから少しずつ自然栽培的ライフスタイルを取り入れることにより、予防接種についても不安に駆られるなかでの判断だけでなく、距離を置いて考えることができるかも知れませんね。

病気からも予防接種の被害からも子どもや赤ちゃんを守るためには、とにもかくにもまずは知ることだと思います。

今回は、「どうしてますか?予防接種」と題してお届けしました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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枯れる野菜と腐る野菜

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野菜は腐る。

これは常識ではありますが、事実でしょうか。

自然の野山を見渡せば、腐っている場所はまずありません。野山の植物は枯れてゆく。同じ植物でも冷蔵庫の奥に捨て置かれた野菜は腐っていく。この違いはなんでしょうか。

肥料を与えずに育てた自然栽培の野菜は、腐らずに枯れていくという話はすでにご存知かもしれませんね。

確かに、自然栽培のものは腐らない傾向があります。しかしながらすべてが腐らないかというえばそうではありません。

化学・有機を問わず、過去に大量の肥料を投入していきた場であれば、自然栽培にしたからといってすぐに腐らない作物ができるわけではありません。自然栽培に取り組んで年数の浅いものは腐敗するものも少なくないのです。逆に、肥料を使う栽培でも、肥料の量と質を見極めて上手に用いて栽培されたものであれば腐らないものもあ ります。腐らない野菜はどうなるのか。枯れていくのです。自然栽培のものでも他の栽培のものでも自然のバラ ンスが保たれているものであれば枯れていくのです。あるいは、ビンに詰めるなど特定の条件のもとであれば「 発酵」していくのです。

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腐敗と発酵、または枯れてゆくことの違いはなんでしょうか。腐敗も発酵も同じ現象だという方もいらっしゃい ます。しかし、私たちの五感は、腐敗と発酵はまったく別の現象だと認識しています。「食すべきものか否か」 という大変重要な違いです。

自然栽培の年数の浅い、腐敗してしまうかもしれないものはたとえ無肥料でも自然栽培とは呼べないか。ここは 意見が分かれるところですが、私たちは取り組みが始まったその年、つまり1年目から自然栽培として扱ってい ます。なぜならば、腐敗に向かうか発酵に向かうか見極めることは人間にはできないからです。また、同じ生産 者、同じ圃場でも作柄はことなるため画一したルールは作れないという理由もあります。それゆえに、販売する 際は、「自然栽培歴何年」といった表記をし、判断を消費者のみなさまに委ねています。

お客様の中には自然栽培歴の長いものを要望される方も多くいらっしゃいます。化学物質過敏症の方の中には、 自然栽培歴10年以上のものしか口にできないという方もいらっしゃいます。こうしたご事情のある方には優先 的にお届けしたいと思っています。

一方で、スタッフは自然栽培歴の浅い生産者のもの、とりわけ1年目のもの を選択することが多いです。生産者を支え自然栽培を普及するためです。1年目がなければ当然2年目を迎える ことはできません。今は自然栽培歴10年以上の生産者も数人いらっしゃいますが、皆スタート時は一年生です 。大事な時です。

お互いを思い、自然栽培を思い、時には厳しい要求や激しい議論もありますが、生産・消費・ 流通が三位一体となって取り組まなければ自然栽培を広めることはできません。みなさんもぜひ自然栽培に取り 組みはじめた若き生産者を応援してあげてくださいね。

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自然栽培 産地訪問ツアーを開催しました

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こんにちは (^^)

スクール事務局 大橋です。

去る7月17日(日)、

自然栽培をこよなく愛する消費者のみなさまと

千葉県富里市 高橋博さんの圃場を訪問してまいりました。

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高橋博さんと言えば、この道36年の大ベテラン。

まさに自然栽培のパイオニアのお一人と呼ぶにふさわしい方です。

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そして、当然のことながら、高橋さんの圃場の土は36年間、

一切の肥料も農薬も使われることがなかったわけです。

 

ぜひ、消費者のみなさまにも

自然と調和した土の姿をその目で確かめていただきたい!

との思いから、ナチュラル・ハーモニーでは年に数回、こうして自然栽培

の生産者の方のところにお邪魔させていただいている次第です。

「土に還る」という表現はよく耳にしますが、

高橋さんの圃場の片隅では、そのリアルな姿を見ることができます。

収穫直後の麦わらと、昨年同時期に収穫した麦わら。ほぼ「土」です。

▼今年収穫した麦わら

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▼約1年前に収穫して風雨にさらした麦わらIMG_2974

▼手に取ってみるとほぼ「土」です

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※土と混ぜたものではありません。

 

土から生まれて土に還る。

植物も動物も、

すべての営みはこの循環の中、ということでしょうか。

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自然栽培とは?

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自然栽培とはどのような栽培なのか、有機栽培とどこが違うのか?

こうした疑問をお持ちの方も少なくないと思います。自然栽培とは、化学肥料はもちろんのこと厩堆肥(人糞・牛糞・豚糞・鶏糞・馬糞・魚粉・油かす・ぬかなど)および農薬などを一切使用せず、自然の摂理に則った栽培法であるといえます。

また、「自然栽培」「自然農法」でいうところの「自然」とは?普段なにげなく使っている「自然」という言葉について自然栽培の視点からお伝えします。

一般的には山など自然のありのままの風景を畑に再現することが自然農法だと捉えられているケースも多いです。畑や田んぼを自然界のようにすることが「自然」という価値観ですね。

確かに、自然界は、耕すこともなければ、草を抜くこともない、多種多様な生物がまさに自然に存在している姿であり、それゆえに、不耕起、無除草という農業のあり方になるのも頷けます。

これらも肥料を使用しないという観点からすれば自然農法のひとつかも知れませんが、「自然栽培」とは異なります。自然栽培は、農地に自然界を再現するのではなく、自然の法則・摂理を農業に活用することなのです。まずこの点をおさえておいていただきたいのです。。

農地というのは、人間が食べ物を生産する目的で人為的につくられた場です。その時点で不自然な場といえます。不自然な場において自然界を再現しようとすると大きな狂いが生じてしまう。現代農業が抱える問題の一端は、この自然の捉え方の誤りによるものと言えるかもしれません。私たちは30年以上にわたり自然栽培の普及にあたってきましたが、不耕起栽培や無除草栽培、そして有機栽培、さらに言えば慣行栽培も否定しているわけではありません。それらすべては、その時代に必要な方法論だったと言えます。農薬はないにこしたことはないのですが、今すべての農薬がなくなれば人類は食べ物を失い飢餓に陥ってしまいます。

耕さず、草を抜かずに栽培することも良いと思います。ただし、70億人の人間が生存していくことはできません。農業とは、食料を生産することという大前提をもとに、自然の法則を冒すことなく、秩序をもって農業をすべきであるというのが私たちの意見であり、本来の自然農法であり自然栽培であると考えています。

自然栽培の成り立ち

自然栽培。この農法が提唱されたのは昭和の初期になります。提唱者は、岡田茂吉さんという宗教家でした。インターネットで「ナチュラル・ハーモニー」を検索すると「宗教」という言葉が出てくるのはこうした背景があります。農業ではありませんが、最近よく耳にするマクロビオティックという食事療法の概念も元をたどると宇宙観に基づいた思想に行き着きます。自然栽培にしても、マクロビオティックにしても、物理的理論や化学的根拠よりも感性や感覚、つまり自然観から生み出されたもので超自然科学の分野といえるかもしれませんね。

 

いつのころからか日本人は宗教や信仰といったものと距離を置くようになってしまいました。でも、大自然の法則を体系化していったものが宗教であり、具体的農法に落とし込んだのが自然栽培と私たちは捉えています。理論・根拠、または現代農業の常識といったものを一旦横に置き、起きている事実を前提に自然栽培とはいかなるものなのかを探求していただきたいと思います。ぜひご自身の感性をもって自然栽培の世界に触れていただければ幸いです。

理屈は後、実践あるのみ

自然栽培の普及に携わってきたこの間、「宗教だ」「オカルトだ」「胡散臭い」と言われ続けてきたことも事実です。肥料も農薬も使用せずに栽培できるという今の農学では到底ありえないことを主張し、実践しているのだから無理もありません。しかし、ここ数年で状況は大きく変わってきています。以前では考えられないことですが、国立大学の農学部や農水省から声がかかるようになってきました。こうした機関が興味を示すということは、自然栽培の実践者が増え、成功事例が多々見受けられるようになってきた表れと理解しています。そして事実として存在することが「オカルト」ではないことを証明してくれています。

とはいえ、理論よりも実践の成果で語る我々への批判や反論がまったくなくなったわけではありません。特に、農学者、肥料学者とのディスカッションは常に平行線をたどります。彼ら曰くの「不可思議な実態」は、今後解明されていくと思われます。一方で、自然栽培側にも理解を難しくする要因がないわけではないのです。その一例が「肥毒」という言葉です。自然栽培そのものが宗教家から出たことはすでにお伝えしましたが、それゆえ耳慣れない言葉も多い。肥毒については、自然栽培を理解・実践する上で大変重要な事柄であるので、別に詳しく記してますが、いずれにせよ、今後、学者や研究者にも理解しうる表現を模索していく必要はあると感じています。

自然栽培の原理

2011年11月11日、自然栽培の普及を目的に「自然栽培全国普及会」を設立しました。会長は、自然栽培歴30年以上という全国でも先駆者的存在の高橋博氏(千葉県富里市)、事務局をナチュラル・ハーモニーが担うことになりました。会は畑作部門、稲作部門、果樹部門からなり、設立時の会報に、私たちはあえて岡田茂吉氏の論文の一部を引用し掲載させていただきました。宗教的というイメージを持たれることも承知の上でした。自然栽培を広めていくという目的がある以上、創始者が提唱していたことをすべての会員が知っておく必要があると思ったからです。以下、その内容をご紹介します。

そもそも自然農法(注1)の原理とは、土の偉力を発揮させることである。それは今日までの人間はその本質を知らなかった。―中略― その概念が肥料を使用することとなり、いつしか肥料に頼らなければならないようになってしまった。なるほど、肥料をやれば一度は相当の効果はあるが、長く続けるに漸次逆作用が起こる。すなわち作物は土の養分を吸うべき本来の性能が衰え、いつしか肥料を栄養としなければならないように変質してしまうのである(肥料の逆効果より引用)まったく一種の迷信化したのである ―中略― そうして、人肥金肥は一切使用せず、堆肥のみの栽培であるから、その名のごとく自然農耕法というのである。
もちろん堆肥の原料である枯葉も枯草も自然にできるものであるからであって、これに引き替え人肥金肥はもとより、馬糞も鶏糞も魚粕も木灰など、天から降ったものでも地から湧いたものでもなく、人間が運んだもの(注2)である以上、反自然であることは言うまでもない。そもそも森羅万象、いかなるものといえども大自然の恩恵に浴さぬものはない。即ち火水土の三原素によって生成化育するのである。三原素とは科学的にいえば、火の酸素、水の水素、土の窒素であって、如何なる農作物と雖も、この三原素に外れるものはない。-中略- 以上のような、大自然の法則を無視した人間は人為的肥料を唯一のものとして今日に到ったのであるから、食糧不足に悩むのは寧ろ当然と言うべきである。―中略― 曩に述べた如く、火水土の三原素が農作物を生育させる原動力としたら、日当たりをよくし、水を充分供給し、浄土に栽培するとすれば、今までにない大きな成果を挙げ得る事は確かである。いつの日かは知らないが、人間はとんでもない間違いをしでかしてしまった。それが化学肥料の使用である。全く土というものの本質を知らなかったのである。

昭和28年『自然農法解説』より-注1 のちに名称が自然栽培となる 注2 肥料分として人為的に運ぶことを意図している 注3 温かい、水はけよく水もちのよい条件を整えることをいとしている

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このとおり「火水土の三原素」など宗教家らしい表現がみられますが、つまりは大自然をよくよく観察すればそこに人為的に何がしかが持ち込まれることはなく、それでも木々や草々は命を繋げてきているという姿から学べ、ということです。また、堆肥ということばが出てきますが、これは現在の動物性肥料のようなものを指しているのではなく、作物の残渣が腐植したものです。

では、どのような仕組みで植物は生命を維持しているのでしょうか?岡田茂吉氏は、それらを「火水土」と表現しています。火は、太陽からもたらされる何か、水は月からもたらされる何か、土は地球からもたらされる何かということです。何かとは、いまの科学では解明できていない超極微粒子なのかもしれません。いずれにせよ、いま私たちが目にする大自然の永続した営みは事実です。この営みの法則を、農地という場で再現しようというのが岡田茂吉氏の提唱した自然栽培ということです。

当時はすでに「作物は肥料で育つ」ということが常識であったと思いますので、岡田氏の論は嘲笑されたことでしょう。宗教家の戯言と言われたかもしれません。そんな中、主に信者ではあったと思いますが、少数派の人々が岡田理論を信じ、自然栽培を信じて今日まで繋げてきたというのが自然栽培の歴史といえます。

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学校給食での牛乳について

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小さな体に大きなランドセル、

なんとも微笑ましい光景を目にすることができる季節ですね。

このブログを読んでくださっているみなさまの中にも、

この春、入園・入学するお子様がいらっしゃるご家庭が少なくないかと思います。我が家の長男も今年から小学生です。

まさに、「期待と不安が入りまじり」「うれしくもあり寂しくもあり」といった心境ですが、ここまで医者いらずクスリいらずの子育てでしたので、新しい環境でどのようにまわりと調和していけるか、ということが私たち夫婦の専らの話題です。

さて、そんな中、早速浮上してきました給食の「牛乳問題」。

 「あ、うちも!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。 

すでにこの問題をクリアしてきた方々にぜひ体験談をご披露いただき、みなでシェアしたいところですが、まずは我が家のことをお伝えさせていただきたいと思います。

その前に、「牛乳のなにが問題なの?」という方のために簡単に説明しますと、国は、牛乳にはカルシウムなどの成長に欠かせない栄養素がたっぷりと言って推奨していますが、それとは逆に、日本人の体質には合わない、アレルギーの原因になっている、カルシウムは補えない、さらには、骨を弱くしているという指摘さえあります。 なぜ、牛乳が推奨されているかといえば、戦後のアメリカによる占領政策が利権となり今日まで続いているだけというのが事実だと思います。このあたりは小児科医の真弓定夫先生の著書が詳しいですね。

話を戻します。うちの子は、量や体調にもよりますが、乳製品を摂ると実際に肌荒れを起こします。医療機関で検査を受けたことはありませんが、一般的にいうところの食物アレルギーと判断しています。入学説明会の際に、家内が「アレルギーがあるので牛乳は飲ませません」と申し出ると、学校の栄養士さんから「では、これにお医者さんのサインをもらってきてください」と書類を手渡されました。かかりつけのお医者さんがいないので、近所の小児科へいき「サインをしてください」というと、そのお医者さんは「おたくは予防接種も打たせていないのか? 非常識だ。とてもサインはできない」と返されたというのです。 怒り心頭の状態で私に電話があり「だれかサインしてくれるお医者さん知らない?」とのこと。幸い、心当たりのある方が幾人か浮かんだのですが、わざわざお願いするのもなんだかなぁ、と思ったので学校に掛け合ってみることにしました。

日々、子どもを観察する中で牛乳はじめ乳製品を摂ると肌荒れを起こすことは事実なので、親の判断で摂らせない旨を伝えたところ「そういうことなら医師のサインはいりませんよ」とあっさり。 帰宅して家内に伝えると「な~んだ」と。おまけに給食費から牛乳代は差し引いてくれるとのことで万事OKとなりました。

入学前に学校と妙な波風を立てたくなかったのでその点は丸く収まって良かったのですが、その背後には、多くの子どもたちが食物アレルギーをもっているという問題が横たわっているわけですので喜んでもいられません。ますます自然栽培・天然醗酵食品の普及に力がはいります。

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